段差や振動・衝撃に強い!人気の3輪ベビーカー・3輪バギー比較

前回、生後1ヶ月から使えるガタガタ道や段差などの振動・衝撃に強い日本製のベビーカーについてまとめました。

安易にベビーカーで散歩していませんか?振動・衝撃に強いベビーカー

今回は更に、海外製も含めた、振動・衝撃に強い3輪ベビーカー・3輪バギーについてまとめてみました。今回紹介するものは、全てベビーシートを取り付ければ対面式が可能な3輪ベビーカーです。

知れば知るほど欲しくなる3輪ベビーカー・・・日本ではまだまだ4輪が主流ですが、その走行性や安全性、デザインなどから人気が高まっています。

[目次]

3輪ベビーカーのメリット・デメリットは?

3輪ベビーカー・3輪バギーのメリットとデメリット

メリット

  • 前輪がひとつなので小回りがきくハンドリング
  • 前に進む力が伝わりやすく走行性に優れている(押しやすい)
  • 耐衝撃性の高いフレーム・タイヤが搭載されている

デメリット

  • 重い
  • 大きい

こんな人におすすめ

  • ガタガタ道でも利用するので赤ちゃんへの振動・衝撃を軽減したい
  • 片手で操作できるくらい楽に押したい
  • スイスイ小回りのきく操作性・走行性のものがほしい
  • 街中で目をひくようなデザインの物を選びたい
  • 電車の乗り降りなど頻繁な持ち運びはせず、お散歩専用のベビーカーがほしい
  • ベビーカーを押しながらランニングしたい(※後半に詳細)

3輪ベビーカー・バギーにはどんなものがあるか?

3輪のベビーカーというと、どのメーカーブランドが思いつきますか?

海外が主流の3輪ベビーカー・バギーですが、日本製の物も多数あります。しかも、サイズの規格や重さ、機能など、用途によっては日本メーカーを選んだ方がいい場合もあります。改札を通れる横幅や小柄な日本人でも使える高さ・重さ、実店舗でのアフターフォローなどを求める場合は、これらのことを考慮して購入した方がよさそうですね。

ここでは、日本・海外どちらも調べた上で、おすすめなものを厳選してピックアップしてまとめました!

 

振動・衝撃に強いおすすめの3輪ベビーカー・バギー

芸能人にも愛用者が多い信頼のバギー:Air Buggy「STLOLLER」

税込価格 75,600円
使用期間 生後3ヶ月頃(首座り)~3歳位
重量 10.3kg
全長 96cm
耐荷重 20kgまで(シート15kg+荷物5kg)
タイヤ 中空式エアタイヤ
トラベルシステム 対応
特徴 耐久性の高いフレーム
ハンドブレーキ付

スタイリッシュなデザインから海外メーカーと思われがちですが、実は日本発ブランドのエアバギー。エアバギーの特徴はエアタイヤ、重くて頑丈なフレーム、そしてデザイン性です。

エアバギーが採用している「中空式エアタイヤ」は自転車や自動車と同じ構造で、衝撃吸収性に大変優れています。エアタイヤは1ヶ月に1回程度の空気入れが推奨されており、それによって軽快な走行を保つことができます。

タイヤのメンテナンスが大変では?と気になるところですが、大抵のことは近所の自転車屋さんで対応してもらえるようです。万が一パンクやパーツの交換が必要な場合は、メーカーの専門スタッフが丁寧に対応してくれるので安心です。ガラスの破片や画鋲などを踏むとパンクしてしまうようなので、その点は自転車などと同じで注意が必要ですね。定期的なメンテナンスをることで、他のベビーカーでは真似できない走行性が実現します。

そして、「エアバギーは重くてずっしり」というイメージを持つ方が多いのではないでしょうか。その原因のひとつが頑丈なフレームにあります。エアバギーのフレームは溶接により剛性を上げることで、優れた耐久性を備えています。その為、長時間使用してもきしみやあそびが少なく快適な走りを実現しているのです。

エアバギーは4歳頃までベビーカーとしての役割を終えた後、フレームはそのままに、ドッグ用バギーやショッピングカートとして利用することができるんです!歳を重ねるにつれて利用方法を変え、さらに次の世代まで受け継ぐことが出来る・・素晴らしい商品ですね♪

ベビーシート(別売)の組み合わせなら新生児から利用可能
・カラーバリエーションが豊富で海外製のようなデザインが人気
・日本製なので店頭で試乗できメーカーフォローも充実
・全国各地の店舗に「エアバギーマイスター」がいる

ヨーロッパトップシェアのメーカー:Britax Romer(ブリタックス)「B-MOTION 3」

税込価格 48,600円
使用期間 新生児~4歳頃
重量 11kg
全長 100cm
耐荷重 17kgまで
タイヤ エアタイヤ、リアサスペンション
トラベルシステム 対応
特徴 新生児から使用可能
低価格
折りたたみが簡単

エアバギーのメーカーである株式会社GMPインターナショナルが輸入代行している海外ベビーカーブランドのひとつ、Britax Romer(ブリタックスレーマー)。海外製品ですが、全国各地のエアバギー直営店・パートナーショップで取り扱いがあるので気軽に試乗やメンテナンスができます。

ブリタックスはチャイルドシートも有名で、英国王室でも愛用されるほどヨーロッパでは一番の信頼を誇ります。

★2018/4追記。ウィリアム王子とキャサリン妃の間に第3子となるプリンスが誕生しましたね。その際にもBRITAXのベビーシートで赤ちゃんが運ばれ、ウィリアム王子が慣れた手つきで車に設置♪ 自ら運転される姿ががテレビで映されました。

ヨーロッパでは定番のBRITAX。今回のプリンス誕生でさらに売り上げが伸びているそうです。

そのブリタックスの最新モデルベビーカーがこのB-MOTION 3。リアサスペンションとエアタイヤにより滑らかな乗り心地をお手ごろな価格で実現した3輪ベビーカーです。別売りのベビーシート

※公式HPで案内されているB-MOTION 3の正規品は、福岡にある株式会社EuroVOSSでの店頭販売もしくは以下の通販のみでの購入になります。

BE MY BABY(楽天市場)

BABY FUKUOKA PROSHOP(楽天市場)

 

対面式可能な3輪ベビーカー!Aprica「スムーヴ トラベルシステム」

税込価格 72,360円
使用期間 生後1カ月~3歳頃(体重15kg以下)
重量 9.5kg
全長 114cm
耐荷重 17kgまで
タイヤ メンテナンスフリータイヤ
トラベルシステム 対応
特徴 両対面に切替可能
生後1ヶ月から使用可能

国内大手ベビー用品メーカー・アップリカの3輪バギー。日本メーカーならではのきめ細かい機能がたくさん詰まっている商品です。

まず、別売りのカーシートとセットで使うと、他の3輪バギーにはない対面式が可能です。なので赤ちゃんの顔を見ながら安心して走行できます。

また、このスムーヴのタイヤは空気入れ不要・パンクもしないメンテナンスフリータイヤを採用しています。エアタイヤと違いメンテナンスが必要ないのは魅力的です。

また、座面が58cmと4輪ベビーカーと合わせても業界最高クラスのハイシートで、赤ちゃんを地熱やほこりから守ってくれます。カーシートとセットだと更に高く、63cmにもなります。ハイシートだと乗せ降ろしがとっても楽でママやパパにとっても嬉しいポイントです。

カーシートはチャイルドシートやキャリーとしても使えることはもちろん、ロッキングチェア(揺り椅子)としても使えるので、セット使いすることで自宅での普段使いからおでかけまで幅広く活躍します。

出産準備品・出産祝いのオールインワンセットとして是非検討したいところです。

安定感も収納性も優れもの!:KATOJI「Litetrax Air(ライトトラックス エア)[Joie]」

税込価格 32,184円
使用期間 生後1カ月~3歳頃(体重15kg以下)
重量 10.1kg
全長 103cm
耐荷重 19.5kgまで(シート15kg+荷物4.5kg)
タイヤ 後輪:エアタイヤ
前輪:パンクレスタイヤ
トラベルシステム 対応
特徴 ダブルタイヤ(前輪)
専用レインカバー付
折りたたみが簡単

こちらも日本メーカーの3輪バギー。他3輪バギーと違うところは、前輪と後輪で異なるタイヤを採用しているところです。

まず後輪には衝撃に強く押し心地がかるくなる大型エアタイヤを搭載。そして前輪には段差や障害物に当たってもパンクしない、パンクレスタイヤを安定が増すダブルで搭載しています。段差を乗り越える際、後輪を持ち上げた時でも前輪部分がダブルでしっかり支えるので、ブレが少なく安定感が増すというメリットがあります。

さらに、カトージのJoie(ジョイー)ブランドだけの特徴として、デコボコ道や砂場など進みずらい不安定な場所の時、前輪をロックできる機能があります。ロックすることでタイヤが地面に取られることなく、安定した走行ができます。

また、折り畳みはバンドを引っ張るだけで一瞬でパタンと畳めるのが嬉しいポイント。荷物を持ちながらでも片手で開閉ができ、日本メーカーらしくコンパクトさが魅力です。

他3輪ベビーカーに比べてもお手ごろ価格、収納に便利なバギーなので電車やバスにも持ち込めます。カーシートとセット購入でこちらも出産準備品にもおすすめですし、お出かけ好きなママのセカンドベビーカーとしても使えます。

 

【番外編】ランニング専用のベビーカー・バギー

さぁ!実は私が今一番欲しいセカンドベビーカー。

そう、ランニング用ベビーカーです。

まだ赤ちゃんがいるので外での運動はできない…

早く運動不足を解消してダイエットしたい!

と、うずうずしていませんか?

そんな時大活躍なのがランニング用ベビーカー!よく海外で見かける、ベビーカーを押しながら格好良くランニングしているママは、こんなベビーカーを使っているんですね。もちろん、デコボコ道や激しいランニングによって増す振動や衝撃にも耐えられます。

3輪だからこそ実現できた振動・衝撃に強いランニング用ベビーカーを2つ紹介します。

Air Buggy「RUN (ラン)」

税込価格 46,440円(税込)
使用期間 6カ月(首・腰座り)~3歳位
重量 8.4kg
全長 120cm
その他機能 暗い時でも光るリフレクター付

急発進防止用ストラップ

ドリンクホルダー

車や自転車にも採用されているエアタイヤが快適な走りを実現!

エアバギーの特徴でもあるエアタイヤを搭載した、ランニング専用ベビーカー。

タイヤは16インチの大口径で衝撃の軽減はもちろん、スムーズな走り心地です。

夜間でも光るリフレクター(光反射板)やベル、ブレーキも装備され安全面もばっちり。ブレーキは万が一ベビーカーから手が離れてしまった時の為に、ランナーの手首に通してバギーに繋げるセーフティーストラップになっています。

また、ハンドルは3段階の高さ調整が可能なので、ランナーに無理のない姿勢をキープしたまま走ることができます。ランナーに嬉しいドリンクホルダーや、赤ちゃんの足元まですっぽり覆えるレインカバーも付いているので気兼ねなく運動に出かけられます。

Britax Romer「BOB REVOLUTION PRO」

税込価格 86,400円(税込)
使用期間 6カ月~3歳頃
重量 12.8kg
全長 117cm
その他機能 市街地/スポーツのモード切替可

サスペンション

2段階式折りたたみ

サスペンションとエアタイヤで高い耐衝撃性を実現!

英国王室も愛用しているヨーロッパ発のブランド、Britax Romerのランニング用ベビーカー。上記のエアバギーのRUN(ラン)に比べるとやや重く、価格も倍近くありますが多機能で安全面もしっかりしています。

先進のドラムハンドブレーキや、ガタガタ道でも快適に走れるサスペンション、衝撃を吸収するエアタイヤを搭載。

さらに、エアバギーと異なり市街地モード/スポーツモードと切り替えることができるので、シチュエーションに合わせて使い分けができるのが特徴です。ランニングだけでなく、街中での普段使いにも使用したい方にはこちらがおすすめです。

 

衝撃吸収のクッションもおすすめ!人気の「ベビーカーシート」

既に持っているベビーカーを利用する場合には、「ベビーカーシート」がおすすめ。チャイルドシートや自転車用チャイルドシート、外出先でのおむつ替えマットなどにも利用できる便利なクッションです。

最近では色やデザインも種類が豊富で、丸洗いできるものが多いのでベビーカーの汚れ防止にもなり人気です。

ベビーシートには通気性に優れたものや保冷剤や保温材を入れられるタイプのものもあり、赤ちゃんがより快適に過ごせるメリットがあります。低体重児の赤ちゃんや退院時の新生児の時からベビーカーやチャイルドシートで利用することもできます。

まとめ

今回、振動・衝撃に強い3輪ベビーカー・3輪バギーについて幾つかまとめてみましたが、いかかでしたか?

4輪ベビーカーに比べ重量はあるものの、個人的には3輪ベビーカーならではの安定性・走行性は大変魅力的だと思います♪

出産祝いにベビーシート付きで一式プレゼントされたら、新生児~4歳頃まで長く使えるので喜ばれること間違いなしです(^^)

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