
タイトルの通りですが、実は少し前から就職活動しており、先日無事内定をもらえました。実際に入社するのはもうちょっと先で、それまでは今の在宅ワークを続けます。
私のフリーランス業・在宅ワークについてはこちら▼
なぜ就職したのか、なぜ今の仕事やライフスタイルを変えようとしたのか、自分自身整理しながらまとめたいと思います。
それでも正社員で就職することを選んだ理由
本当は会社勤めしたくない
きっと副業としてブログをやってる方、脱サラしてブロガーを目指している方、既にプロブロガー、アフィリエイターとしてまとまった収入を得ている方たちからすると、
会社に就職するより、ネットで食べていける方法を考えたら?
と思う方はたくさんいると思います。
いえね。
私だって本当はそうしたいんです。
楽しくブログを書きながら、自由に働けるフリーランスの仕事をもっと増やして食べていけるようになりたいんです。会社勤めしたくないですよ。
正確には「通勤」をしたくないんです。
子供たちが病気をしたり、何かあった時にすぐ駆けつけられる状態、と考えるとやはりお家での仕事が一番なんですよ。
でも、色々と考え、夫婦で話し、金銭的にシュミレーションした結果、正社員で就職するという道を選びました。
お金はどんだけでもいる
これが一番の理由です。
正社員で(どんな仕事であっても)月々基本給があるというのは、フリーランスにはないうま味。
それに我が家は、近いうちに車の購入、条件が合えばマイホームの購入を検討しています。人生最大の買物が待ち構えているんです。
それに子供も既に2人います。公立か私立、自宅通いか一人暮らしなどでもかかるお金は変わります。
子供がやりたい事や将来の為にやっておいた方がいい習い事などはどんどんさせたいと思っています。
とにかくお金はどんだけでも要るんです。
「自宅でやれる範囲で」なんてぬるい事を言っていたら、私はそこそこの量しかしない
家にいれば他にやりたいことどんどん出てきます。仕事よりも子供とまったりライフを過ごしています。
それに、在宅ワークを続けたとしても、気持ちのどこかで夫の収入をあてにして「なんとかなるだろ」と危機感も持たないと思うんです。
私は自分一人でも子供たちを養えるくらいの資金力を得たいのです。
会社だからできること、個人ではできない経験
会社という組織に属することで、ビッグな仕事も経験できます。一個人では関われない世界を知れるし、スケールの大きい案件にも携われます。
以前勤めていた会社でも、そういう経験ができたことがその後の自分の糧になりました。
トランペットをソロで演奏するよりも、ビッグバンドやオーケストラで演奏しよう!という感じです。単独でジャズバーに乗り込んでセッションするよりも、バンドの一人としてどこかの組織に属して演奏していたいタイプです。
(・・・つまり、びびり?)
主婦の私が就活をした流れ
1.譲れない条件を夫、他家族と確認
具体的には、休日や残業の有無、勤務地です。
平日は保育園だけど週末は家族みんなで過ごす。子供が病気になったら自分もすぐにお迎えに行ける距離にいる(実際は両親に協力してもらう予定)。
なので、土日祝休み、残業なし、車20分圏内で探しました。
職種もWEB関係をやりたかったですが、何しろ田舎に住んでいるのでその職種の求人は近所にありません。
そして、収入の条件は優先度低かったです。もちろん最低限のラインはありましたが、残業なしの正社員を探していたので、ある程度の低さは覚悟していました。
あまりにも収入と実働が見合っていない、自分も家の事も回らなくてとても無理、だと思ったら辞めればいいや、くらいの気持ちで今回の再就職に臨みました。
2.Indeedで求人検索、新着も随時チェック
Indeed、ちょっと前からCMでもよく目にしますよね。

Indeedは求人情報の検索エンジンのようなものなので、ハローワーク案件はもちろん、大手求人サイトに掲載されている求人や、企業採用ページでしか公開していないような求人も見ることができます(※その企業が導入している場合)。
ですので、とりあえず条件設定して検索するだけで、各求人サイトに会員登録せずに求人情報を閲覧できるのです。しかも膨大な求人の数を。
私も勤務地、職種でざっくりと絞り、新着求人情報をメールで受け取るようにして、1、2ヶ月くらいかけて随時チェックしていました。
条件設定はざっくりがおすすめです。希望の職種でなくても、給料や勤務地の条件が良いものがヒットしたりして、気になって応募したら運命の仕事だった!みたいなこともあり得ます。
実際、私もこのパターンで今回の仕事が決まりました。
3.入社希望日の8ヶ月前から就職活動開始
正直言うと、開始するのは早かったかもしれません。長期戦になることを想定していましたが、気付けばあっという間に私の就活は終わっていました。
でも早めに始めたことでメリットがありました。
- 焦らず色々な求人や情報に目を通せた
- 気になる求人について、都度家族との話し合う時間がとれた
- 早めに仕事が決まったことで気持ちにゆとりができた
- 仕事開始までにやっておきたいことに取り組めた(進行中)
就職や転職を少しでも考え始めたら、求人情報は早くからチェックしておくのがいいかと思います。
また、履歴書や職務経歴書を書くのが結構時間かかります。
特に職務経歴書。どんな職種に応募するかでも書き方が変わるので、その辺もリサーチして書きなおします。自己満足で終わらせない為にも、家族(可能なら他人にも)に客観的に読んでもらい推敲を重ねると完成度が上がってきます。
4.スーツを購入
育児中なので手当たり次第に応募するわけにもいきません。面接となると子供を預けないといけないですからね。結構絞って応募しました。
そして、書類が通過して面接の日程が決まり、「遂に出陣だ!!」と慌ててスーツやバッグ、靴をチェックすると、、大昔のリクルートスーツしかないという。笑
早速、夫御用達の洋服の青山へ買いに行きました。
家族みんな(夫、2歳、0歳)揃ってのお出かけついでだったので、とにかく即決で購入しようと急ぎました。
店員さんに「リクルートではなく転職用の面接に合うスーツ」と希望を伝え、ピックアップしてもらったスーツを試着室に4、5着ドバッと持ち込みました。
そして、試着してスマホ写真撮影からの高速早着替え。写真は最後に客観的に比較するためです。(即決といいつつ安い買い物ではないので主婦は慎重です)
「ANCOH WOMAN」というブランドが一目で気に入りました。ぽっちゃりの私でもシルエットが綺麗に見えたんです。あまり迷うことなく購入。ビジネスでも子供の卒業式などもOKなものをチョイスしました。

オンラインストアのWEB価格で購入すると店頭の値引き価格よりもお得でした(私は後で知って後悔・・急いでいたのでしょうがないけども)。必ず店頭で試着しときましょう。
スーツを買うだけでとにかく疲れました。
ベビーカーに乗っている下の子をあやしつつ、お腹を空かせて隣の公園から戻ってきた夫と上の子に「ごめんね、ごめんね、」と言いながらの試着、購入だったので、終わった後はもう一仕事終えた気分でした。
その時はあまり行く気が無かった会社の面接だったので、「こんな事までしてスーツ買いに来るんじゃなかった・・」と思っていましたが、結果的にその会社へいくことに決まったので買っといてよかったです。笑
ママは自分の服を買うのも大変ですね。
5.半年以上ぶりに美容室でメンテナンス(←失敗)
産前に行ったっきりだったので、面接前にお手入れしておきました。
またしばらく行ける機会もなさそうだし、ちょっとイメチェンしてみたいという淡い願望もありまして、いつもと違う美容室へ行ったのです。
でもそれが結果的にちょっと失敗。やたら金額高かったうえに、私も気持ちが舞い上がっていて「店長さんおまかせ」にしたら残念な仕上がりに、、、
面接では髪をきっちり束ねて遊び毛もヘアスプレーで軽く固めたので、前髪くらいしか変化はなかったので問題ありませんでしたが、伸びて落ち着くまでの3ヶ月間は少し憂鬱でした。
ここぞ、という時のヘアカットは行き慣れた美容室に行くべきでしたね。
6.面接から内定へ
面接の日時に合わせて実母に子供を預けられるように調整。下の子は当時生後6ヶ月で完全母乳、ミルク拒否の子だったので、行く前にたっぷり飲ませて搾乳もしときました。
面接は諸々考慮して頂き、1次・2次面接を一気に受けさせてもらいました。
転職サイト「DODA」案件の求人だったのですが、DODAは選考が進むと担当者が仲介してくれます。その担当者に、事前に色々と相談しておいたのです。
育児中で在宅の仕事もありあまり時間がとれないこと。子供を預けてなので何度も面接に足を運ぶことが難しく、求人への応募は絞っていること。など。
それを企業側の人事担当者に相談して調整してくれてたみたいです。ありがたい話です。
なので、ぶっ続けで合計4時間の筆記試験+面接を受けることになりました。
(大変ありがたかったし会社への好感度も上がってしかも内定まで頂いて嬉しい限りですが、すんごいきつかった。とっても。)
もしエージェントのような担当者が仲介してくれる求人であれば、自分の就活の方向性や希望、不安なことはどんどん相談してみるといいと思います。(その人達だってマッチングが成功すれば報酬があるのだから頑張ってくれるはず)
再就職に当たって不安なこと


わたし、オトナ達とちゃんと会話できるかな?
2人の育児中心の生活だったここ数年間、オトナ達と子育て以外の会話あまりしていません。最近の時事問題の話題とかされたらさっぱりだと思うし、小池都知事みたいなビジネス現場で使う最近のカタカナ用語使われても「・・・ん?」ってなると思うんです。
それに、頭の回転がより遅くなっています。とっさに名前や単語が出なかったり、過去に経験したことが思い出せなかったり、、(履歴書にスキルとして書いてあるのにこんな状態でいいのかものすごく不安)
さらにさらに、わたくし、そもそも一般常識が欠如している面があり、実はこれが一番心配なんです。
(「出汁」を「でじる」と読んでました。はい。)
そんな私の正体を知る夫も心配していると思います。
ここ数年、まともに組織に属して社会人たちとビジネスの会話してない状態。ましてや新聞やニュースすらちゃんと見ていない毎日です。産後は本当に世間から切り離されていた世界にいましたからね。
会話の内容や用語、スピード感についていけるかが本当に心配ですが、少しずつお勉強していこうと思います。(ブログの知識は増えたんだけどな~)
子供の病気、保育園
入社の1ヶ月前から下の子の慣らし保育が始まります。
上の子が保育園に入園した1年目は、年間で28日間病気で休みました。
入社した最初って試用期間で有休がなかったり、そもそも休みにくかったりすると思います。そこは分かっているので、今回就職活動する時に両親に全面的に協力してもらえるようにお願いしておきました。
でも両親も何かと忙しいし毎回はお願いしにくい。夫は勤務地が遠いからすぐにお迎えは無理。まだ経験ありませんが、病児保育やその他支援サービスもチェックしとかなくてはいけません。
集団生活の中では病気はやむを得ません。上の子の時に学びましたが、予防を徹底するしかないです。
うがい!手洗い!寝る時は冷やさない!中耳炎には気をつける!(←中耳炎はほんとに癖になる)
子供との触れ合いを大事にしたい
朝早くに保育園へ送って夕方お迎え。家に帰ってからバタバタとご飯作って食べさせてお風呂入れて、睡眠はたっぷりさせたいから早く寝せて・・・そんなことしてたら、せかせかして心のゆとりなんて私にはなさそう。
子供達大丈夫かな?慣れれば平気かな?
一緒にいれる時間を大事にしていきたいです。(共働き夫婦のみなさん、ほんと尊敬です)
私たち夫婦は共働きで協力し合えるか?
実はこれが一番心配。今でさえ家事の分担でもめることがしょっちゅう。
もめるきっかけは大体決まっていて、夫のやり方・やった事に私が口を出す→夫が不機嫌になる、やめないしスルーする→同じ事を繰り返すので私もイライラする→口論になる、の繰り返しなんです。ここ数年ずっと。
保育園送迎や家事は分担しないといけないので、入社までにシミュレーションしとかないと。
でもね、子供が小さい今、この大変な時期を協力して乗り越えられたら、夫婦にとっても家族にとっても自信になる気がするんです。
頑張りたい!
さいごに
子育て中に主婦が再就職する時は、「大変だったら辞めればいいや」くらいの気持ちがいいと思います。個人的に。
やっぱり子供が小さいうちは子供や家庭中心ですし、そこが回らなければ自分自身ストレスが溜まると思うんです。実際に、今の私も働くやりがいよりも子供や家庭が大事です。
今急いで仕事を始めなくても、子育てが落ち着きだしてからパートやフルタイムで働けばいいんですから。(でもその歳になって正社員で、となるとやっぱり厳しいのかな)
それにしても、会社勤めに戻ることへの期待と不安が現実味を帯びてやってきました。
でも今時間があるうちにブログやっとこう!笑
目指せ100記事!
(あ、ブログのタイトルはどうしようかな?)