コロナ禍において、海外在住の家族や知人に食料品・日用品を送りたいと考えている方も多いと思います。
しかし、国際郵便でよく利用されるEMS(国際スピード郵便)の取り扱いは2021年1月現在停止したままです。
そこで今回は、今現在利用できる、アメリカへ食料品を含む荷物を送る方法を紹介したいと思います。
→※追記:2021年1月から新しく始まった国際郵便ラベルに関する変更点をまとめています。
まるママ
アメリカ向けEMS(郵便局)は現在も停止中
冒頭にも書いた通り、郵便局が行っているEMS(国際郵便のサービス)のアメリカ向けは、現在も停止したまま。
一部の国では再開も始まっています。(参考:国・地域別の差出可否 – 日本郵便)
今後のコロナウイルス流行の状況に応じて、リアルタイムに変わってくるでしょう。
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アメリカへの食品を含む荷物は小形包装物で送ることが可能
食品を含む荷物をアメリカに送りたい場合、代わりに小型包装物が利用できます。
小形包装物は少量であれば安い
2kgまでなら2760円なので、少量の荷物であれば安く送れます。箱の大きさは3辺の合計が90cm以内です。
エアーで送る場合、以前までは、EMSほどではないけど比較的早く着く「航空便」か、少し日数がかかるけど空いている便を利用して安く送れる「SAL便(エコノミー航空便)」か選べたのですが、現在は航空便(2760円)しか選べませんでした。(2020年12月時点)
ちなみに、2kgを超えた途端、料金はぐんと高くなります。
30kgまでの大きな荷物を送りたい便は「国際小包」に区分されますが、例えば2kgで2760円だったのが、3kgだと5760円、10kgだと10,150円となります。
(※地域によって金額が変わります)
小形包装物は追跡確認できない
EMSと違う点ですが、小形包装物は通常郵便と同じ扱いになるので、荷物をトラッキングできません。
ですので、輸送中のステータス・荷物の居場所を知りたい時は書留・受取通知のオプションサービスを有料でつけることをおすすめします。
余談ですが、私は一度利用しましたがちゃんと届きました▼(でも追跡できないのは不安です)
- 米国への小包はEMSの代わりに小形包装物が使える
- 2kgまでであれば安く送れる
- 配送に日数を要する(米国だと2週間はかかる)
- 追跡ができないので不安であれば受取通知オプションを使う
(2021年1月~)国際小包の手書きラベルはNG!
これまで手書きでラベル(伝票)を書いたり、小型包装物だと段ボールに直接宛名を書いたりしていましたが、2021年1月からは国際郵便マイページにて事前に電子データでラベル作成する必要があります。
対象は、EMS、国際小包、小形包装物、国際eパケット、国際eパケットライトです。
参考:通関電子データ送信義務化について | 日本郵便株式会社
以下の国際郵便マイページサービスからアカウント登録を行い、WEB上で作成します。
(おまけ)クロネコヤマトは食品が送れない
海外へ荷物を送る際、郵便局以外にもDHL、FedEx、UPSなどのクーリエがありますが、直接窓口で教えてもらいながら発送したい場合、各地域に営業所を持つクロネコヤマトもおすすめです。
しかし、クロネコヤマトでは食品を含む以下の荷物は送れません。
【各国共通の禁制品以外で、届け先の国の規制による禁制品】
- 全ての食品(飲料含む)
- 医薬品
- CDやDVDなどのプレイヤー
- イラン製品
参考:国別ガイド|ヤマト運輸
クロネコヤマトも、2kgまでなら2760円と郵便局の小型包装物と同じ金額です。
ただインボイス(INVOICE)の書き方にかなり指定があった記憶があります・・(なんの素材でできているか、まだ書かされたような)
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